収入面での会社員とフリーエンジニアの違いは、会社員のほうが、フリーエンジニアよりも、安定した収入が得られるということです。

会社員は企業と雇用契約を結んでおり、雇用契約書には賃金の決定や計算方法、締め切り時期などについての記載があります。その記載従って、毎月、決まった給与を受け取れるので、収入面で安定しています。

フリーランスは雇用契約ではなく案件ごとに業務委託契約を結びます。そのため1つの案件が終わったときに次の案件が決まっていないと、次の案件が決まるまでの間は無収入になってしまいます。ですから、収入面では不安定です。

ただ、次第に実績が認められて継続的に仕事を依頼されることもあります。また、実力や経験によっては高額案件を受注することもできるので、会社員として働いているころよりも収入が増えることがあります。上手くいけば年収1,000万円も不可能ではないでしょう。

会社員とフリーエンジニアの働き方の違いは、会社員の場合は働く場所や時間を決められていますが、フリーエンジニアはすべて自分で決めることができるということです。

会社員は決められた場所で働き、会社の就業規則にも従わなければなりません。休日が決められており、転勤や異動もあります。一方、フリーエンジニアなら、自宅で仕事をすることもできれば、カフェなどで仕事をすることもできます。納期までに仕事を仕上げればいいので、働く時間も自分で調整できます。仕事の内容や働く場所・時間など、自由に自分で決められるのがフリーエンジニアの魅力です。